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蝉海の写真俳句日誌

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0:蝉海
10/10/30 10:19
 
1日

ダム上の開発終わりからす瓜 >>1

鉦叩打ちて夜明けぬ十一月 >>13


2日>>2

校庭に竹伐る音や昼チャイム


3日>>3

蝶浮かれ白で飛び出す泡立草


5日>>14

文具まで捨つる気になり冬の朝


7日

冬立ちていつまで紅き葉の桜 >>4

見送られる人山茶花の門に見え >>15


9日>>5

まだ若き欅に隣保の落葉掻き


11日>>6

虫食い葉に紅き木枯日記読む


13日>>16

木枯しのさざ波を知る湖畔かな

湖畔巻く木枯しほどく夕尾花


15日>>7

葉の香吸ふ野菊の崖に冬浅し


16日>>17

民具館に帰り咲くカンナ首長し


17日>>8

人静かな蜜柑を残す更地かな


18日

病む人も添う人も揺れ枯れ芒 >>18

黄落の世間や二台目バスに乗る >>19


19日>>9

妻とまた歩きつ写す石蕗の花


23日>>10

影広ぐ落葉はじまり照る銀杏

照る銀杏今日から少し落葉して

ジャズ喫茶も廃れ銀杏の古落葉


27日>>11

両手投けの児らに銀杏の照落葉


28日>>20

落葉して枝透明に欅立つ


30日>>21

青き空を硝子に映し木守柿



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21:■青空に映える木守柿■
11/11/30 10:14
青き空を硝子に映し木守柿             蝉海



◆11月29日12時10分撮影 1280×960px 119KB 原画(2) http://f.mjmj.be/itaFeVU8Og/

900×1200px 118KB 原画(1) http://f.mjmj.be/6keS7q4Fry/


久し振りの青空を背景に木守柿(こもりがき)を撮影出来ました。

崖下の一本の抜け道から首が痛くなるまで見上げての撮影でしたが、帰宅して保存したファイルをじとくり眺めてみると、崖上の家の窓硝子にうっすら青空と柿の枝が写っているのを発見。

拙句は、その部分をクローズアップして崖下からの眺めならではの視点で詠んでいます。

この狭い抜け道、11月が一番危険な道であります。




20:■落葉幻想■
11/11/29 10:55

落葉して枝透明に欅立つ              蝉海



◆2007年11月26日に撮影した黄葉する欅とその落葉の写真を懐かしく眺めていました。掲載写真は少し暗く調整しています。

昨日、大相撲博多場所が終わり、大阪府知事と大阪市長のW選挙も終わりました。いよいよ年末への突入を意識させられる色々な暮らしの催しも始まることでしょう。

拙句は28日、4年振りに出掛けてこの欅の黄落をまた撮影しようとデパート前まで来た時、なんと欅の幹の3mから上の枝が全てバッサリ伐られているのに驚いて詠んだものです。

当然ながら写真は一枚も撮影せず、思わず「昔の綺麗な姿を撮影しておいて良かったなぁ」と呟いた次第。

冬空に美しく聳え立つ欅の高枝も当分観られなくなってしまいました。

眼前の景色の中には無い、過去の残像を重ねて再現させることが出来る人間の不思議な幻覚再現能力(イマジン)を潜在意識が蘇らせようとしていることは確かでした。そして黄落する欅の見事な枝振りの下を抜けてバスに乗って帰りました。

山鳩data1125号
http://gento575.blog71.fc2.com/?m&no=395


19:■街に欅の行楽始まる■
11/11/19 13:21

黄落の世間や二台目バスに乗る           蝉海



◆2007年11月16日撮影

地球温暖化で昭和初期から比べると秋の季節の自然現象が、かなり冬の領域に侵入しているように思われる。こんな場合は写真を裏付けに新しい地球環境の季節感で捉えておきたい。

拙句は「黄落 こうらく」と言う晩秋の季語で初冬の風景を詠んでみたもので、銀杏黄葉や欅黄葉などもまだ半分くらいの仕上がりの頃だから、11月半ばにしてまだ早い目の詠みとも言える。

よって地域差もあるが、月別歳時記では、11月の初冬にて詠むのが自然となってくる筈である。


山鳩data1117号
http://gento575.blog71.fc2.com/?mode=m&no=387&photo=true




18:■頑張れ老老介護/枯れ芒人生■
11/11/17 06:49

病む人も添う人も揺れ枯れ芒            蝉海



◆2007年11月16日撮影。拙句は当時の句を推敲したものです。

「病む人」と、病む妻のことを、「添う人」と心配する自分のことを一般的に詠んでいます。

夫婦にとって、老老介護の人生は避け難く、おおかたの誰にも訪れてくる人生です。強いて言えば、「枯れ芒人生」です。ただ寒空にしっかり根を張り生きる芒のような頑張りを見習うべきだと痛感した2007年妻の入院でした。

【山鳩data1118号】
http://gento575.blog71.fc2.com/?mode=m&no=388&photo=true



17:■帰り咲きカンナ■
11/11/17 01:45

民具館に帰り咲くカンナ首長し           蝉海



◆写真が悪くて恐縮…(-_-;) 11月13日の散歩で見つけたカンナの花です。

20年以上の昔、小さな町の民族資料館があり、一回だけ入棺したが、いつの間にか閉館していました。たしか農民や漁民が使った民具の展示がメインでした。

そんな元、民族資料館の入り口の庭にて、あっと驚くカンナの帰り咲き出現に出会った次第です。

花の名はさっぱり知らなくてもカンナは子供の時から身近な花でした。しかし、このカンナは自分の記憶しているカンナとは違い高いものは2mほどの背丈に花をつけています。しかも首(花茎)が異様に長く花は小さい。さらに葉が記憶の形よりかなり丸い。

もしかして、珍しい花あるいは懐かしい花として植えられたカンナが、閉館後の今になっても残っているのかも知れません。



16:南の洲の "木枯らし"
11/11/13 20:26

木枯しのさざ波を知る湖畔かな           蝉海



湖畔巻く木枯しほどく夕尾花            蝉海



◆ "木枯し" が初冬に吹く風であることを自分の意識の中に叩き込んだつもりだったのに、一年も過ぎれば、また真冬の仲冬や晩冬に吹く厳しい寒風に上書きされてしまう。

温暖な南の洲の初冬にはありがちな正直な感性ではある。
理屈っぽく解かれるとなあるほどと思うだけで、やはり北の洲の "木枯し" とは異なって当たり前と言える。

そこで2008年11月11日に撮影したダム湖畔の芒と小波の写真をもって俳句を詠みしっかり認識させた。これでもう上書きはされないだろうと信じたい。



15:■初冬に散る白の山茶花■
11/11/10 00:50
 
 
見送られる人山茶花の門に見え           蝉海


◆立冬から5ヶ月間咲き続ける山茶花の最初の開花に出会えた。

この門を見送られる人が立ち止まって愛でている姿が見えてくるようだ。




14:■秋の夜長から冬の朝へ■
11/11/06 02:32

文具まで捨つる気になり冬の朝  蝉海


◆視力が落ちてくると癖のある自分の字は非常に読み辛い。かといって下手な字を大きく書くのもみっともない。
こうして文明の力なるもので活字にして書き残して置くのが良くなってきた。

いよいよ文具よさようならである。

ゴソゴソと片付けを始めた秋の夜長から冬の朝を詠んでみた。我が文具の時代はすでに変わってしまった。



13:■十一月夜明け■
11/11/01 11:31
【俳句】


鉦叩打ちて夜明けぬ十一月  蝉海



【記事】
http://f.mjmj.be/4j3j6YWkco/




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